こんにちは、lala-campingのオトとオカです。
キャンプ道具をそろえるとき、テントや寝袋には目が向きやすいのですが、意外と後回しになりやすいのが寝るときのマットです。私たちもキャンプを始めたころは、「寝袋があれば何とかなるかな」と考えていました。
ところが、実際にテントで寝てみると、地面の硬さや小さな石の感触は想像以上に気になります。さらに夜になると、空気の冷たさだけではなく、地面からじわっと伝わる冷えも感じるようになりました。
そこで今は、寝袋と同じくらいマットを大切な寝具だと考えています。我が家ではWAQの厚さ8cmのインフレータブルマットを使用中です。途中で興味が出てBLACKDOGのエアーベッドも試しましたが、私たちが買ったものは1枚が初日に空気漏れ、もう1枚も2回目の使用で空気漏れしてしまいました。
もちろん、すべてのエアーベッドが同じように壊れるわけではありません。ただ、実際に使った経験から言うと、初心者には寝心地だけでなく、設営のしやすさや空気漏れへの備えまで考えて選んでほしいです。
キャンプ初心者なら、寝袋だけでなく地面の凹凸と冷えを防ぐマットまでセットで考えるのがおすすめです。車移動なら厚みと寝心地、徒歩なら軽さと収納サイズを優先すると、自分に合う一枚を選びやすくなります。
【この記事で分かること】
- キャンプマットが初心者に必要な理由
- マットの種類とそれぞれの違い
- 厚みやR値など選ぶときのポイント
- 車移動と徒歩で変わるおすすめの選び方
初心者ほどマットを重視したい
キャンプの寝床は、自宅のベッドとはまったく条件が違います。テントの床は薄く、その下には芝、土、砂利などの地面があります。だからこそ、寝袋だけでなく、体と地面の間に何を敷くかが大切です。
寝袋だけでは地面の影響が残る
寝袋は体を包んで暖かさを保つための寝具ですが、下に敷いた部分は体重でつぶれます。そのため、ふかふかした寝袋を使っていても、地面の硬さや冷たさまで十分に遠ざけられるとは限りません。
例えば芝生サイトなら比較的やわらかく感じますが、砂利サイトでは小石の凹凸が背中や腰に当たることがあります。土のサイトでも、見た目では分からない根や小さな段差が気になることもあるでしょう。
コールマンも初心者向けの公式情報で、マットを「地面の凹凸や寒さを防ぐ」寝具として紹介しています。キャンプの睡眠を考えるなら、寝袋とマットは別々の役割を持つものとして考えるのが分かりやすいです。(出典:コールマン「きゃんさぽ アイテム選び編」)
インナーマットとは役割が違う
初心者だと、テントに敷くインナーマットと就寝用マットの違いも分かりにくいかもしれません。インナーマットはテントの床全体に敷き、床面の冷たさや凹凸をやわらげるためのものです。
一方、就寝用のキャンプマットは、自分の体の下に敷く寝具。肩、腰、お尻など体重がかかる部分を支えながら、地面との間に空気やフォームの層を作ります。
つまり、インナーマットを敷いていても、寝心地を優先するなら個人用マットを追加したほうが快適です。テント選びから確認したい場合は、キャンプ初心者向けテントの選び方も参考にしてください。
キャンプマットの種類を比較
キャンプ用マットにはいくつか種類があります。どれが一番というより、寝心地、収納サイズ、設営の手間、移動方法のどこを優先するかで向いているタイプが変わります。
| 種類 | 寝心地 | 収納性 | 設営 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| フォームマット | 厚みにより変わる | かさばりやすい | 広げるだけ | 手軽さを優先したい人 |
| インフレータブル | 比較的快適 | 中程度 | バルブ操作が必要 | 車キャンプの初心者 |
| エアーマット | 厚みを出しやすい | コンパクトな製品も多い | 空気入れが必要 | 収納性を重視する人 |
| エアーベッド | ベッド感覚に近い | 製品差が大きい | ポンプがほぼ必要 | 積載に余裕がある人 |
| コット | 地面から離れられる | 大きめ | 組み立てが必要 | 地面の硬さを避けたい人 |
フォームマットは扱いが簡単
フォームマットは、発泡素材でできた折りたたみ式やロール式のマットです。空気を入れないので、キャンプ場に着いたら広げるだけ。撤収も畳むだけなので、初回から使い方で迷いにくいのが良いところです。
また、穴が開いて空気が抜ける心配がありません。小さな石や枝が残っている場所でも、エアー式より気楽に扱えます。ただし、厚みが少ない製品では地面の硬さを感じやすく、収納したときも見た目ほど小さくならない傾向があります。
徒歩キャンプでは外付けできる軽量モデルが便利ですが、車移動で寝心地を優先したい人には物足りないこともあります。
インフレータブルは初心者向き
インフレータブルマットは、内部にウレタンフォームなどが入り、バルブを開くことで空気を取り込みながら膨らむタイプです。最後に少し空気を足して硬さを調整できる製品もあります。
フォームマットより厚みを出しやすく、完全なエアー式より中材が体を支えてくれるため、寝心地と扱いやすさのバランスが取りやすいです。私たちが今も使っているWAQの8cmマットもこのタイプ。
そのかわり、撤収では空気を抜きながら丸める作業が必要です。慣れないうちは収納袋に戻すまで少し時間がかかります。それでも車でキャンプ場へ行く初心者なら、最初の一枚としてかなり選びやすいタイプかなと思います。
エアーマットは軽さを狙いやすい
エアーマットは、内部の大部分が空気で構成されるタイプです。中材が少ないため、収納するとかなり小さくなる製品があります。徒歩やバイクなど、荷物の大きさを抑えたいキャンプでは魅力があります。
一方で、寝心地は内部構造や空気圧によってかなり変わります。空気を入れすぎると張りが強くなり、少なすぎると腰やお尻が底につくことも。自分が楽に感じる空気量を探す必要があります。
また、尖った石や枝で傷が付けば空気漏れにつながるため、設営場所の確認も欠かせません。軽さだけで決めず、補修キットの有無も見ておくと安心です。
エアーベッドは空気漏れも考える
エアーベッドは厚みがあり、自宅のベッドに近い感覚で眠りやすいのが魅力です。車で運べて、電動ポンプも使えるなら設営自体は難しくありません。
ただ、私たちはBLACKDOGのエアーベッドを2枚購入し、1枚は初日、もう1枚も2回目の使用で空気漏れを経験しました。安価な製品だったことや個体差が影響した可能性もあるので、BLACKDOG製品全体の耐久性を判断するつもりはありません。
エアーベッドやエアーマットを選ぶときは、厚みだけでなく、バルブ部分、補修方法、保証、レビューで見かける空気漏れの傾向なども確認しておくと安心です。夜中に空気が抜けると、寝心地が一気に変わります。

blackdogのエアーベッド。この日の朝には空気が3分の1になっていました。
コットは地面から離れて眠れる
コットは布製の簡易ベッドで、脚を使って地面から寝床を持ち上げます。石や地面の湿気から距離を取れるので、マットとは違う快適さがあります。
ただし、コットだけでは背中側から冷えを感じる場合があります。寒い時期はコットの上にマットを組み合わせる方法もあります。また、テント内の高さや床面積によってはコットが入らないこともあるので、購入前にサイズ確認が必要です。
コットとキャンプマットを組み合わせて寝床を作りたい人は、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングでサイズを見比べてみると選びやすいです。
初心者のマット選びのポイント
種類が決まったら、次は厚み、断熱性、サイズ、重さ、使いやすさを見ていきます。店頭や商品ページで「ふかふかしていそう」だけで決めると、キャンプ当日に困ることがあります。
車移動なら厚みを優先しやすい
オートキャンプで車をサイトの近くまで付けられるなら、収納サイズや数百グラムの差より寝心地を優先しやすくなります。特に初心者は、初めての環境で眠るだけでも普段より疲れやすいものです。
私たちは8cmのインフレータブルマットを使っていますが、地面の凹凸をかなり感じにくくなりました。横向きで寝たときも、肩や腰が直接地面へ当たりにくいところが気に入っています。
ただし、「厚ければ厚いほど必ず快適」とは言えません。空気圧が高すぎれば硬く感じますし、サイズが大きくなれば収納も大変になります。車の荷室とテントの寝室寸法まで見て決めましょう。
断熱性はR値を目安にする
マットの商品説明で「R値」という数字を見かけることがあります。これは熱の伝わりにくさを見るための目安で、一般的には数値が高いほど断熱性が高いと考えられます。
ただし、R値だけで「この気温なら絶対に寒くない」と決めるのは避けたいところです。寝袋、服装、テント、地面の状態、その日の体調でも寒さの感じ方は変わります。メーカーが示す使用条件も合わせて確認してください。
WAQ公式では、私たちが使っているインフレータブル式マット8cmをR値6.0と案内しています。使用時は約190×65×8cm、重量は約2.5kgです。車なら持ち運びやすい範囲ですが、徒歩で2.5kgを背負うとなると話は変わります。(出典:WAQ公式「インフレーターマットの選び方」)

WAQのインフレータブルマット8cmを愛用
横幅と長さも確認する
マットは厚みだけでなく、横幅も寝心地に影響します。寝返りが多い人は、幅が狭いと腕が落ちたり、気づかないうちにマットから体がずれたりします。
夫婦で使う場合は、ダブルサイズを1枚使う方法と、シングルを2枚並べる方法があります。私たちは、片方だけ硬さを変えたり、片方だけ交換したりしやすいので、シングルを人数分用意する考え方も使いやすいと思っています。
テントの寝室に入るかどうかも重要です。マット2枚の横幅を足したらインナーテントいっぱいになり、荷物を置く場所がなくなることもあります。
徒歩なら重さと収納を優先する
徒歩キャンプや公共交通機関で移動するなら、厚みだけで選ぶのはおすすめしません。マットは寝袋やテントと一緒に持つため、重量と収納サイズが移動の負担に直結します。
例えばモンベルのフォームパッド25 180は、公式情報で重量427g、R値2.3とされています。厚みのある車向けマットとは方向性が違い、広げるだけですぐ使える軽量なフォームタイプです。
徒歩では「寝心地を最大にする」より、「必要な寝心地を確保しながら運べる重さにする」という考え方が現実的。あなたが電車と徒歩でキャンプ場へ向かうなら、収納した状態を店頭で持ってみるのもおすすめです。
設営と撤収の手間も見る
キャンプ場では、テント、タープ、テーブル、チェアなど設営するものが次々に出てきます。マットまで複雑だと、初回は日が暮れるまでに寝床が完成しないこともあります。
フォームマットなら広げるだけ。インフレータブルならバルブを開いて待ち、最後に硬さを調整。エアーマットやエアーベッドはポンプを使って膨らませる流れになります。
初回キャンプでは、明るいうちにテントと寝床まで作っておくと夜がかなり楽です。到着から就寝までの流れは、キャンプ初心者の1泊2日スケジュールで詳しく紹介しています。
👉オトとオカのワンポイントアドバイス
マットは「寝る直前に出せばいい」と後回しにしがちですが、私たちはテントを張ったら早めに寝床まで作るようにしています。膨らみが足りない、空気が漏れる、サイズが合わないといったことに明るいうちに気づけるからです。
移動手段別のおすすめタイプ
同じ初心者でも、車で行く人と徒歩で行く人では選ぶマットが変わります。ここを先に決めると、商品を見比べるときに迷いにくくなります。
車ならインフレータブルが無難
車でキャンプ場へ行くなら、私たちはインフレータブルマットを最初の候補にします。フォームマットより厚みを確保しやすく、エアーベッドより寝床の高さが低いため、一般的なテントでも使いやすいからです。
WAQの8cmタイプは、実際に使っていて寝心地と収納のバランスが気に入っています。コールマンのキャンパーインフレーターマットハイピーク/シングルも、公式仕様で厚さ10cm、約198×68cm、重量約2.7kg。車移動で寝心地を優先したい人が比較しやすいタイプです。
車キャンプ用なら、WAQやコールマンの厚手インフレータブルマットをAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングで価格比較してみると選びやすいです。
車内で寝ることも考えているなら、シートの段差や荷室幅も確認が必要です。車中泊の寝床については、キャンプ初心者の車中泊入門も参考にしてみてください。
徒歩なら軽量タイプを選ぶ
徒歩キャンプでは、厚手のインフレータブルマットをそのまま持っていくと、テントや寝袋と合わせた総重量が増えます。そこで、軽量フォームマットや軽量エアーマットが候補になります。
フォームタイプは多少かさばっても、リュックの外側へ固定しやすく、穴あきの心配が少ないのが利点。エアーマットは小さく収納できる製品が多い反面、設営時に地面の石や枝を取り除く必要があります。
どちらを選ぶにしても、重量だけでなくR値、長さ、肩幅、収納形状まで見てください。「軽いけれど寒くて眠れない」では本末転倒です。
夫婦はシングル2枚も便利
デュオキャンプではダブルマットがすっきり見えますが、シングルを2枚使う方法にも良さがあります。寝心地の好みが違っても、それぞれで空気量を調整できます。
また、片方に不具合が出ても、もう片方まで同時に使えなくなるわけではありません。私たちがエアーベッドの空気漏れを経験したこともあり、寝床を完全に一体化しない考え方には安心感があります。
一方で、マット同士の隙間が気になる人もいます。連結できるモデルや、上に大きなシーツを敷く方法もあるので、夫婦でどちらが落ち着くか相談して決めるといいですよ。
実際に使って分かったこと
キャンプマットは、商品ページの数字だけでは分かりにくい道具です。ここでは、私たちが実際に使って感じたことをそのまま書きます。
WAQの8cmは寝心地が安定した
我が家ではWAQの8cmインフレータブルマットを使っています。完全なエアーベッドのように体が大きく揺れる感じが少なく、ウレタンフォームが入っているため、横になったときに体を受け止めてもらえる感覚があります。
特に良かったのは、砂利や硬めの地面でも凹凸を感じにくくなったこと。もちろん大きな石や枝がある場合は先に取り除きますが、寝るときの安心感は薄いマットよりかなり増えました。
砂利サイトでは地面の凹凸が気になりやすいため、寝床用マットの厚みを意識しています。いわきオートキャンプ場DANにて。
ただし、8cmマットは徒歩向けの軽量装備ではありません。車で運べるからこそ選びやすい厚みです。キャンプスタイルが変われば、同じ私たちでも別のタイプを選ぶと思います。
エアーベッドは予備策も必要
BLACKDOGのエアーベッドを使ったときは、最初の寝心地自体は悪くありませんでした。しっかり膨らめば高さがあり、地面の凹凸をかなり遠ざけられます。
ところが、購入した2枚で短期間に空気漏れが起きたため、その後はキャンプ用の寝床として使わなくなりました。原因を特定できたわけではないので、価格だけが理由だったとは言い切れません。
この経験から、空気だけで体を支える寝具を使うなら、補修キット、ポンプ、予備マットなどを考えておいたほうがいいと感じています。特に気温が低い夜にマットがつぶれると、地面との距離が近くなるので注意したいところです。
👉オトとオカのワンポイントアドバイス
初キャンプなら、家で一度マットを広げて一晩近く置いてみるのがおすすめです。膨らませ方、空気の抜き方、収納袋へ戻せるかを確認できます。新品でも当日いきなり使うより安心ですよ。
初心者向けおすすめ候補
ここでは「どんな人に合うか」が分かりやすい3タイプを挙げます。価格や在庫、仕様は変わることがあるため、購入前にはメーカーと販売店の商品ページを確認してください。
| 候補 | 厚み | 重量の目安 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| WAQ インフレータブル式マット8cm | 8cm | 約2.5kg | 車移動で寝心地を重視 |
| コールマン ハイピーク シングル | 10cm | 約2.7kg | 厚みを優先したい車キャンプ |
| モンベル フォームパッド25 180 | フォーム厚25mm | 427g | 軽さと設営の早さを優先 |
車キャンプならWAQの8cm
我が家と同じように車でキャンプへ行き、寝心地と持ち運びの両方を求めるなら、WAQの8cmインフレータブルマットは候補にしやすいです。約190×65cmなので、大人1人分の寝床として使いやすいサイズ。
R値6.0が公表されているため、断熱性を数字でも確認できます。ただ、寒さへの感じ方は寝袋や気温によって変わります。R値だけで季節を決めず、寝袋の使用温度や現地の最低気温も一緒に見てください。
厚み優先ならコールマン10cm
さらに厚みを求めるなら、コールマンのキャンパーインフレーターマットハイピーク/シングルも比較候補です。公式仕様では厚さ10cm、幅約68cm、重量約2.7kg。
収納時も大きめなので徒歩には向きませんが、オートキャンプなら持ち込みやすい範囲です。腰や肩が地面へ当たる感じを減らしたい人は、8cm前後のモデルと10cmモデルを店頭で寝比べると違いが分かりやすいでしょう。
軽さ優先ならフォームタイプ
荷物を軽くしたいなら、モンベルのフォームパッド25 180のような軽量フォームタイプが分かりやすい選択肢です。427gなので、2kgを超える厚手インフレータブルと比べると持ち運びの負担を抑えられます。
そのかわり、寝心地の方向性は別物です。厚手マットのようなふかふか感より、軽さ、壊れにくさ、広げるだけの手軽さを優先する人向けです。
キャンプマットは同じ種類でも厚みや収納サイズがかなり違うので、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングで寸法と重量まで比較して選ぶのがおすすめです。
寝床を快適に作る方法
良いマットを買っても、敷く場所が悪ければ寝心地は落ちます。キャンプ場に着いたら、まずサイトの地面を見てからテントと寝床の位置を決めましょう。
石や枝を先に取り除く
テントを張る前に、寝室になる範囲の大きな石、尖った枝、松ぼっくりなどを取り除きます。これは寝心地だけでなく、テント底面やエアーマットを傷めにくくするためにも大切です。
また、傾斜が大きい場所は避けます。少しの傾きでも、一晩寝ていると体が低い方向へずれていくことがあります。雨が予想されるなら、周囲より明らかに低い場所も避けたほうが安心です。
キャンプ場を予約する段階で芝、土、砂利などを確認しておくと、必要なマットを考えやすくなります。サイト選びは、初心者向けキャンプ場の選び方でも紹介しています。
寝床は重ねて考える
テント泊の寝床は、地面の上にいくつかの層を作るイメージで考えると分かりやすいです。まず必要に応じてグランドシートをテントの下に敷き、その上にテント。室内にはインナーマットを敷き、さらに個人用マット、その上に寝袋を置きます。
全部を必ず使わなければいけないわけではありません。テントに厚いフロアマットが付属している場合もありますし、軽量キャンプでは道具を減らすこともあります。
ただ、初心者で車移動なら、寝具を削りすぎるより「少し快適すぎるかな」くらいから始めるほうが、一晩を楽に過ごしやすいです。眠れないキャンプは翌日の撤収や運転にも響きます。
自宅で試し寝しておく
購入したマットは、キャンプ当日まで箱に入れっぱなしにせず、一度自宅で使ってみてください。幅は足りるか、腰が底につかないか、好みの硬さにできるかを確認できます。
さらに、撤収の練習もしておくと安心です。特にインフレータブルマットは、空気を抜きながら丸める順番に慣れるまで少しコツが必要。収納袋へ戻せるところまで試しておくと、キャンプ場で焦りません。
初回はマットだけでなく、寝袋も一緒に広げて寝床全体を試してみると分かりやすいです。自宅で快適でも、キャンプ場では気温が下がるため、現地の最低気温も必ず確認してください。
キャンプマットの疑問
最後に、初心者がマットを選ぶときに出やすい疑問をまとめます。
キャンプマットのよくある質問(FAQ)
Q1. キャンプ初心者にマットは本当に必要ですか?
A. 宿泊キャンプなら、私たちは用意することをおすすめします。寝袋だけでは地面の凹凸や冷えを十分に遠ざけられないことがあるためです。特に砂利や硬い土のサイトでは、マットがあるだけで寝心地が大きく変わります。
Q2. 初心者なら何cmの厚みがおすすめですか?
A. 車移動で寝心地を優先するなら、5〜10cm前後のインフレータブルマットは比較しやすい範囲です。ただし、必要な厚みは体格や寝姿勢によって変わります。徒歩なら厚みより重量と収納サイズを優先することもあります。
Q3. インフレータブルとエアーマットはどちらがいいですか?
A. 車キャンプの初心者なら、中にフォームが入ったインフレータブルを選ぶと寝心地と扱いやすさを両立しやすいです。軽量化を優先する徒歩キャンプでは、コンパクトなエアーマットが向くこともあります。
Q4. コットがあればマットはいりませんか?
A. 暖かい時期ならコットだけで眠れる人もいます。ただ、コットは地面から体を離せても、背中側の冷えを完全になくす道具ではありません。寒い時期は、コットの上へ薄いマットや断熱性のあるマットを組み合わせる方法があります。
Q5. マットのR値はいくつあれば十分ですか?
A. R値だけで使用できる季節や最低気温を断定するのはおすすめしません。数値は断熱性を見る目安になりますが、寝袋、服装、地面、気温で体感が変わります。メーカーが示す使用条件と、キャンプ当日の最低気温を合わせて判断してください。
初心者向けキャンプマットまとめ
キャンプ初心者が寝具を選ぶときは、寝袋だけで終わらせず、地面との間に敷くマットまで考えてください。テントの床は薄いため、地面の硬さや冷えは思っている以上に体へ伝わります。
車でキャンプへ行くなら、5〜10cm前後の厚手インフレータブルマットが選びやすいです。私たちはWAQの8cmタイプを使い、地面の凹凸を感じにくい寝床を作れています。一方、徒歩や公共交通機関なら、厚みより軽さと収納サイズを優先したほうが移動しやすくなります。
エアーマットやエアーベッドは収納性や厚みが魅力ですが、空気漏れへの備えも必要です。私たち自身、エアーベッドで短期間の空気漏れを経験したため、初心者には設営と撤収が分かりやすく、万一の不具合にも対応しやすいものを選んでほしいと思っています。
- 寝袋とマットは役割が違う
- 車移動なら寝心地と厚みを優先しやすい
- 徒歩なら軽さと収納サイズが重要
- R値だけでなく現地の最低気温も確認する
- 購入後は自宅で試し寝と収納練習をする
キャンプの夜にしっかり眠れると、翌朝の景色や朝ごはん、撤収まで気持ちよく楽しめます。マットは目立つ道具ではありませんが、初めての一泊を快適にしてくれる大事な寝具。自分の移動手段と寝方に合う一枚を選んでみてください。

