こんにちは、lala-campingのオトとオカです。
キャンプを始めてみたいけれど、「いきなりテントで一晩寝るのはちょっと不安」と感じる人もいると思います。
私たち夫婦も、最初からテント泊に慣れていたわけではありません。まず経験したのが車中泊でした。建物ではない場所で一晩過ごす感覚に少しずつ慣れてから、テント泊へ進んでいます。
実際にやってみると、車中泊はテントを設営しなくていいので始めやすいです。雨が降ったときも車内へ逃げ込めますし、寝床さえ作れば夜を越せます。
一方で、車を停められる場所ならどこでも泊まっていいわけではありません。車中泊が認められている場所なのか、キャンプ場なら車内で寝てもいいサイトなのか、事前確認は必要です。
私たちは道の駅で車中泊した経験もありますが、周囲の車が多く、何となく落ち着かないこともありました。初心者なら、車中泊を前提に利用できるRVパークや、車中泊可能なオートキャンプ場のほうが気持ちは楽かなと思います。
そして、車中泊を経験した今でも、キャンプ場ではテント泊を選ぶことが多いです。やっぱりテントを張って、チェアやテーブルを出し、ゆったり過ごす時間には車中泊とは違う良さがあります。
【この記事で分かること】
- キャンプ初心者が車中泊から始めるメリット
- 車中泊とテント泊の違い
- 車中泊で最低限そろえたい装備
- RVパークやキャンプ場を選ぶポイント
テント泊がまだ不安なら、まず車中泊を経験してみるのも一つの方法です。ただし、車内の寝床と換気を整え、車中泊が認められている場所を利用し、エンジンをかけたまま寝る前提にはしないようにしましょう。
キャンプ初心者に車中泊は向いている
車中泊は、キャンプ初心者が屋外で一晩過ごす感覚を経験する方法として始めやすいと思います。特にテント設営への不安が大きい人には候補になります。
テントを設営しなくていい
車中泊で一番分かりやすいメリットは、寝るためのテントを張らなくていいことです。
初キャンプでは、テントを袋から出したあとに「どのポールをどこへ入れるんだっけ?」となることがあります。ペグやガイロープも使うため、慣れていないと設営だけでかなり時間を使います。
その点、車中泊なら車そのものが寝る場所になります。
もちろん、シートを倒したりマットを敷いたりと寝床作りは必要です。しかし、大型テントを組み立てる作業と比べれば準備を減らしやすいでしょう。
夕方に到着した場合でも、テント泊より寝る場所を確保しやすいのは助かります。

ミニバンで車中泊。座席をフラッとにするのではなくて、跳ね上げてスペースを作ってみた。
建物以外で寝る経験ができる
初めて屋外で寝ると、意外といろいろな音が気になります。
風の音、雨音、周囲の車、人が歩く音など、家で寝ているときとは環境がまったく違います。
私たちは先に車中泊を経験したことで、「外で一晩過ごすのはこんな感じなんだ」と知ることができました。
車ならドアを閉められるので、テントよりも囲まれている感覚があります。そのため、いきなり布一枚のテントで寝ることに抵抗がある人には、段階を踏みやすいと思います。
車中泊に慣れて「これならもっとキャンプらしいこともやってみたい」と感じたら、次にテント泊へ挑戦する流れでも遅くありません。
悪天候時の選択肢にもなる
私たちはキャンプ場へ行っても、天候によって車中泊を選ぶことがあります。
雨が強い、風が気になる、テントを張る状況ではないと判断したとき、車で寝られる準備があれば選択肢が増えます。
そのためにミニバンを選んだ理由もあります。
ただし、「車があるからどんな天気でも大丈夫」という意味ではありません。大雨や強風、道路状況の悪化などがある場合は、キャンプそのものを中止する判断も必要です。
👉オトのワンポイントアドバイス
最初からテント泊にこだわらなくてもいいと思います。車中泊、コテージ、デイキャンプなどを経験してからテント泊へ進む方法もありますよ。キャンプは段階を踏んでも十分楽しめます。
車中泊とテント泊の違い
車中泊とテント泊は、どちらも屋外で一晩過ごしますが、準備や快適性はかなり違います。どちらが優れているというより、自分が何を重視するかで選ぶのがいいでしょう。
| 比較項目 | 車中泊 | テント泊 |
|---|---|---|
| 寝床の準備 | マットなどを敷いて車内を整える | テント設営が必要 |
| 雨への対応 | 車内へ入りやすい | 設営・撤収時に濡れることがある |
| 室内の広さ | 車種によって限られる | 大型テントなら広く取れる |
| 立って着替える | 難しい車種が多い | 高さのあるテントなら可能 |
| 寝心地 | シートの段差対策が重要 | 地面とマットの影響を受ける |
| 撤収 | 比較的早く出発しやすい | テントを乾かして収納する作業がある |
| キャンプらしさ | 手軽に楽しみやすい | 生活空間を作る楽しさがある |
車中泊は準備を減らしやすい
車中泊では、テント、ポール、ペグなど寝室を作るための道具を減らせます。
特に1泊だけの場合は撤収も早くなります。朝起きて寝具を片付ければ、そのまま移動できるのは便利です。
観光をしながら移動する旅との相性もいいでしょう。
一方、車内スペースには限界があります。大人2人になると、荷物を置いたまま寝られない車種もあります。寝る前に運転席や助手席へ荷物を移動するなど、毎晩ちょっとした荷物整理が必要になることもあります。
テント泊は過ごす空間を作れる
テント泊は設営と撤収の手間がありますが、完成したあとの居心地は魅力です。
特に2ルームテントなら、寝室とは別にテーブルやチェアを置くリビングを作れます。
私たちも最初は車中泊から入りましたが、現在はキャンプ場ならテント泊のほうが好きです。
テントを張って、チェアに座って、景色を見ながらゆっくりする。時間はかかりますが、それも含めてキャンプなんですよね。
車中泊に慣れてからテント泊へ。車とテントを組み合わせるとキャンプの楽しみ方も広がります。
どちらか一つに決める必要はない
「車中泊派かテント泊派か」と考えなくても大丈夫です。
晴れていて時間に余裕がある日はテント泊。到着が遅くなる日や天候が心配なら車中泊。こういった使い分けもできます。
車中泊ができる車でオートキャンプへ行けば、その日の状況によって寝る場所を変えることも可能です。
車中泊をテント泊の代用品と考えるより、別のキャンプスタイルとして持っておくと使いやすいと思います。
車中泊する場所は事前確認が必要
車中泊で最初に確認したいのは「どこで寝るか」です。駐車できる場所と、宿泊目的で車内に滞在できる場所は同じとは限りません。
初心者ならRVパークが分かりやすい
初めての車中泊なら、私たちはRVパークを候補にするのがおすすめです。
RVパークは車中泊利用を前提としているため、「ここで一晩寝てもいいのかな」と悩みにくいのが大きなメリット。
施設によっては、24時間利用できるトイレ、電源、水道、ゴミ処理、入浴施設などが用意されています。ただし、設備や利用条件は施設ごとに異なるため、予約時に確認してください。
北浦レークサイドRVパークを利用したときの様子。トイレやシャワーがあると初めての車中泊でも過ごしやすく感じました。
利用料金はかかりますが、初心者のうちは「安心して泊まれる場所が決まっている」というだけでも気持ちが違います。
周辺の温泉や買い物場所まで確認しておけば、さらに過ごしやすいでしょう。
キャンプ場で車中泊する方法
オートキャンプ場でも、テントを使わず車内で眠れる場合があります。
キャンプ場なら、テーブルやチェアを外へ出したり、施設のルールに従ってBBQや焚き火を楽しんだりしながら、寝るときだけ車内へ戻るスタイルもできます。
これは車中泊とキャンプの中間のような感覚で、かなり楽しいですよ。
ただし、すべてのキャンプ場が車中泊を認めているとは限りません。「オートサイトだから車で寝ても大丈夫」と自己判断せず、予約前に確認してください。
また、車両をサイト内に停められる場所なのか、共用駐車場を利用する形式なのかもチェックしておきましょう。
道の駅は宿泊場所と決めつけない
私たちは道の駅で初めて車中泊したことがあります。
初めて車中泊したときの道の駅。ゴールデンウィークということもあり、多くの車が停まっていました。
費用を抑えやすい反面、私たちは何となく落ち着きませんでした。トイレへ行く人や車の出入りもありますし、外へテーブルやチェアを広げてキャンプのように過ごす場所でもありません。
施設ごとに利用ルールも違います。
だから、初心者が「一晩ゆっくり車中泊したい」という目的なら、最初から車中泊利用を受け入れているRVパークやキャンプ場を選ぶほうが分かりやすいと思います。
駐車できることと、自由にキャンプできることは別です。車外へテーブル、チェア、コンロなどを出してよいかも施設によって違います。現地のルールを確認して利用しましょう。
初心者の車中泊に必要な装備
車中泊だからキャンプ道具がほとんど要らない、というわけではありません。快適に眠るためには寝具や目隠しなどが必要です。ただ、最初から車内を完璧な部屋にする必要もありません。
寝床を作る車中泊マット
最優先で考えたいのが寝床です。
車のシートを倒すと、一見平らに見えても背もたれや座面に段差があります。少しの段差でも、一晩横になると背中や腰が気になることがあります。
そこで役立つのが厚みのある車中泊マットです。
インフレーターマットや折りたたみマットなどがありますが、まず自分の車の荷室サイズを測ってください。
2人で寝るなら、マットを2枚並べられる幅があるのかも重要です。
車中泊ではテントの地面ほど石や凹凸はありませんが、シートの段差をどれだけ減らせるかで寝心地はかなり変わります。
季節に合った寝袋や寝具
車の中だから家と同じ温度で眠れるわけではありません。
夜になると車内も外気の影響を受けます。そのため、キャンプ場の最低気温を確認し、季節に合った寝具を用意してください。
春や秋でも山間部では朝晩が冷えることがあります。
私たちなら、布団だけで済ませるのではなく、キャンプでも使える気温に合った寝袋を用意しておくことをおすすめします。
寝袋ならテント泊へ移行したあともそのまま使えます。
寒さが心配なら、ブランケットや防寒着も車に積んでおくと調整しやすいですよ。
シェードで視線と光を遮る
車中泊するときに意外と気になるのが窓です。
夜は外から車内が見えやすく、早朝になると窓から朝日が入ります。また、外灯の近くへ停めた場合は、一晩中まぶしく感じることもあります。
そのため、窓へ取り付ける車種に合った車用シェードがあると便利です。
フロント、運転席、助手席だけではなく、寝る位置から見える窓も確認しましょう。
ただし、目隠しのために窓を完全にふさぐことと、換気は別に考える必要があります。車内の空気がこもらないようにしながら使ってください。
LEDライトも用意する
車内灯だけで一晩過ごそうとすると、バッテリーへの負担も気になります。
そこで、小型のLEDランタンや充電式ライトがあると使いやすいです。
食事をするときは少し明るく、寝る前は光量を落とすなど調整できるモデルならさらに便利。
夜にトイレへ行く場合は、ヘッドライトや小型ライトもあると両手を使えます。
電源は必要に応じて考える
スマートフォン程度ならモバイルバッテリーでも対応できます。
しかし、連泊したり、カメラや複数の機器を充電したりする場合は、電源の確保方法を考えておく必要があります。
電源付きRVパークや電源サイトなら外部電源を利用できる場合があります。施設によって容量や使用方法が違うので、予約時に確認しましょう。
ポータブル電源を使う方法もありますが、最初から大容量モデルを購入しなければ車中泊できないわけではありません。
自分が夜に何を使うのかを先に考えてから選ぶと、不要な買い物を減らせます。
車内を寝られる状態に整える
車中泊では「車が大きいか」だけでなく、寝たときに体を伸ばせるかが大切です。荷物を積んだ状態も含めて考えてみましょう。
最初に車内寸法を測る
マットを購入する前に、シートを車中泊時の状態へ倒して寸法を測るのがおすすめです。
横幅だけではなく、長さも重要。
身長より寝床が短いと足を曲げて眠ることになり、翌朝かなり疲れる可能性があります。
さらにタイヤハウスや内装の張り出しによって、床面が途中で狭くなっている車もあります。
商品ページの「ミニバン対応」という言葉だけで決めず、自分の車で実測すると失敗を減らせます。
荷物を置く場所も決めておく
夫婦2人で車中泊すると、車内の大部分が寝床になります。
すると問題になるのが荷物です。
日中は寝床に荷物を置けますが、寝る時間になると移動させなければなりません。運転席や助手席へ移す、収納ボックスへまとめるなど、最初から置き場所を決めておきましょう。
着替えやタオル、夜に使うライト、飲み物などは、寝床を作ったあとでも手が届く場所へ置いておくと便利です。
夜中に「歯ブラシどこだっけ?」と荷物を全部ひっくり返すのは地味に面倒ですよ。
食事は簡単なものから始める
初めての車中泊なら、食事まで頑張りすぎなくてもいいと思います。
セレナで初めて車中泊したときの夕食。最初は買ったお惣菜でも十分楽しめます。
私たちの初車中泊では、夕食に買ったお惣菜を食べました。
これくらいでいいんです。
寝床作り、着替え、荷物の移動など、初回は普段と違うことがたくさんあります。そのうえ本格的な料理まで始めると忙しくなってしまいます。
キャンプ場で車外調理が認められているなら、慣れてきてからキャンプ飯へ広げていけば十分でしょう。
車中泊では換気と温度管理が大切
車は雨風を防げますが、就寝専用の部屋ではありません。車中泊をするなら、空気、暑さ、寒さを考える必要があります。
車内を完全に閉め切らない
人が寝ると呼吸で湿気が増えます。朝起きたら窓がびっしり結露していることもあります。
そのため、車中泊では換気方法を考えておきましょう。
車種用の換気用品や防虫ネットなどを利用する方法もあります。ただし、雨が入り込んだり、防犯面で問題になったりしないよう、環境に合わせて使ってください。
特に複数人で寝る場合は車内の湿気がこもりやすくなります。
真夏の車中泊は慎重に判断する
暑い季節は、車内温度が高くなりやすいため特に注意が必要です。
シェードを付けたから大丈夫、少し窓を開けたから大丈夫、と決めつけないでください。
日中に暑くなった車内は、夜になっても熱が残ることがあります。また、場所によって夜間の気温や湿度も大きく違います。
快適に眠れないほど暑い状況なら、無理に車内で一晩過ごさないことも大切です。
寒い季節は寝具を優先する
冬は反対に、車内がかなり冷えます。
金属やガラスに囲まれた車内だからといって、外気の寒さを完全に防げるわけではありません。
エンジンを止めた状態で眠れるよう、寝袋、マット、防寒着などを気温に合わせて用意しましょう。
キャンプ場へ行くなら、昼間の最高気温ではなく夜から早朝の最低気温を確認するのがポイントです。
エンジンをかけたまま寝ない
車中泊は「エンジンをかけてエアコンを使えば快適」と考えないほうがいいです。
施設によってアイドリングを禁止している場合がありますし、周囲の利用者にとってエンジン音は大きな迷惑になります。
さらに排気ガスによる危険も考える必要があります。
最初からエンジンを止めて眠れる気温と装備で計画することが大切です。
車内では、炭火や焚き火を持ち込んだり、換気が不十分な状態で燃焼器具を使ったりしないでください。暖を取る方法は、寝袋や衣類など燃焼を伴わない装備を基本に考えましょう。
オートキャンプと車中泊を組み合わせる
キャンプ初心者におすすめしたいのが、オートキャンプ場を利用しながら寝る場所だけ車にする方法です。
昼はキャンプで夜は車内
車中泊だからといって、一晩中車内で過ごす必要はありません。
キャンプ場なら日中はチェアとテーブルを出して景色を楽しみ、夕食を作り、夜になったら車内へ移動できます。
これならテント設営への不安を減らしながら、キャンプらしい時間を体験できます。
タープだけ設営してリビングを作る方法もあります。
いきなりテント・タープ・寝具・家具を全部そろえるより、少しずつ道具を増やしていけるのもいいところです。
北浦レークサイドRVパークでバーベキューと車中泊。寝る場所は車でもキャンプ気分を楽しめます。
テント泊への練習にもなる
車中泊をしながらキャンプ場へ通えば、キャンプ場での過ごし方にも少しずつ慣れてきます。
チェックインの流れ、炊事場の使い方、夜の暗さ、朝露、ゴミの処理、周囲への配慮など、テントを張らなくても学べることはたくさんあります。
そこまで慣れたら、次回は小さなテントを張る。
さらに慣れたら、大きなテントやタープを使う。
そんな進め方でもいいと思います。
👉オカのワンポイントアドバイス
「キャンプを始めるなら最初からテント泊」と思わなくても大丈夫です。寝る場所だけ車にして、昼間はキャンプを楽しむだけでも十分。私たちも車中泊を経験したからこそ、テント泊の楽しさがより分かった気がします。
ソロの車中泊で意識したいこと
一人でキャンプを始めたい人にも車中泊は選択肢になります。テント設営を一人で行わなくていいため、到着後の作業を減らせます。
一人なら防犯面も確認する
ソロの場合は同行者がいないため、泊まる場所選びをより慎重にしてください。
人がまったくいない場所だから静かで最高、とは限りません。
初心者なら管理されたRVパークやキャンプ場など、利用者と施設側のルールが明確な場所を選ぶほうが安心しやすいでしょう。
家族などへ宿泊場所と帰宅予定を伝えておくのもおすすめです。
荷物を増やしすぎない
車なら荷物をたくさん積めるので、つい「あれもこれも」と持って行きたくなります。
しかし、車中泊では荷物が増えるほど寝床を圧迫します。
大きな収納ボックスを何個も積んでしまうと、寝るたびに全部移動することになるかもしれません。
最初は寝具、ライト、飲み物、着替えなど必要なものを中心にして、実際に不足を感じたものだけ次回追加する方法が楽ですよ。
車中泊初心者が失敗しやすい点
車中泊は手軽に見えますが、寝床や場所選びを何も考えずに出発すると意外と眠れません。よくあるポイントを事前に知っておきましょう。
シートの段差で眠れない
「フルフラット」と書かれている車でも、完全な板のように平らになるとは限りません。
数センチの段差が腰や肩に当たるだけで眠りにくくなることがあります。
初回は出発前に自宅で一度寝転んでみてください。
マットを敷き、枕も置き、実際の就寝姿勢を試すと必要な対策が分かります。
窓の目隠しを忘れる
車中泊してみて初めて「外からこんなに中が見えるんだ」と気付くことがあります。
特に夜は車内でライトをつけると外から見えやすくなります。
タオルを無理に窓へ挟む方法では落ちてくることもあるため、あらかじめ目隠し方法を決めておきましょう。
夜の気温を確認していない
日中が暖かいと、「今日は寝袋なしでもいけそう」と感じることがあります。
しかし、山間部では日没後に気温が下がります。
暑さについても同じで、夜だから必ず涼しくなるとは限りません。
車中泊前には天気だけでなく、予想最低気温まで確認してください。
寝る場所を現地で探す
これは初心者ほど避けたいところです。
夕方になってから「どこで寝よう」と探し始めると、知らない土地で何カ所も移動することになります。
最初の車中泊なら、出発前に車中泊できるRVパークやオートキャンプ場を予約しておくほうが余裕を持って楽しめます。
車中泊に関するよくある質問
最後に、キャンプ初心者が車中泊を始めるときに気になりやすいことをまとめます。
キャンプ初心者の車中泊に関するよくある質問(FAQ)
Q1. キャンプ初心者は車中泊とテント泊のどちらがおすすめですか?
A. テントで一晩過ごすことに不安があるなら、車中泊から始める方法があります。テント設営が不要なので、まず屋外で宿泊する感覚を経験できます。キャンプ場でゆったり過ごすことを重視するなら、慣れてからテント泊へ進むのもおすすめです。
Q2. 普通のミニバンでも車中泊できますか?
A. 車内に体を伸ばせる寝床を作れる車なら車中泊を検討できます。ただし、シートを倒したときの段差、荷室の長さと幅、荷物の収納場所を確認してください。マットを購入する前に実際の車内寸法を測るのがおすすめです。
Q3. 車中泊ではエンジンをかけたまま寝てもいいですか?
A. エンジンをかけたまま眠る前提にはしないほうがいいです。施設によってアイドリングを禁止しているほか、周囲への騒音や排気ガスによる危険もあります。エンジンを停止して眠れる気温と寝具を準備し、現地の利用ルールも確認してください。
Q4. 車中泊で最低限必要なものは何ですか?
A. まずは体を横にできるマット、季節に合った寝袋や寝具、窓の目隠し、夜間用のLEDライトを用意すると始めやすいです。そのうえで気温や利用施設に合わせ、換気用品、防寒用品、モバイルバッテリーなどを追加してください。
Q5. キャンプ場でテントを張らず車中泊だけしてもいいですか?
A. 車中泊を認めているキャンプ場なら可能です。ただし、すべてのオートキャンプ場で認められているとは限りません。予約前に車内就寝が可能か確認し、車両の駐車位置、アイドリング、火器使用など施設のルールに従ってください。
キャンプ初心者の車中泊まとめ
キャンプを始めたいけれどテント泊が不安なら、車中泊から始めてみる方法があります。
- 寝床を作れるマットを用意する
- 最低気温に合った寝袋や寝具を選ぶ
- シェードでプライバシーを確保する
- 換気と暑さ・寒さへの対策を考える
- エンジンをかけたまま寝る前提にしない
- 車中泊できる場所を事前に確認する
このあたりを押さえておけば、初めてでも準備しやすくなります。
私たち夫婦も、最初は車中泊から始めました。道の駅で泊まったこともありますし、RVパークも利用しています。キャンプ場でも、天候によってはテントを張らず車で寝ることがあります。
ただ、今はテント泊のほうが好きです。
車中泊には手軽さがありますが、キャンプ場へ行って広いテントを張り、チェアを出してゆったり過ごす時間には、また別の楽しさがあります。
だから「車中泊かテント泊か」の二択にする必要はありません。
最初は車中泊で外泊に慣れて、できそうだと思ったらテント泊へ進む。そんな始め方でもいいと思います。
車で寝られる準備をしておけば、その後テントキャンプを始めても悪天候時の選択肢になります。
無理に一気にそろえず、まず一晩快適に眠れる環境を作るところから始めてみてください。そこから少しずつキャンプ道具を増やしていくと、自分たちに合ったスタイルが見えてきますよ。

