こんにちは、lala-campingのオトとオカです。
家族5人でキャンプを楽しむなら、最初に考えたいのがテントの大きさです。5人用と書かれたモデルなら、家族全員がゆったり眠れると思いますよね。
でも、寝袋やマットを5人分並べると、荷物を置く場所がほとんど残らないことがあります。さらに、雨の日に家族全員で過ごすなら、寝室とは別に屋根付きの空間も欲しいところです。
私たちも最初は小さなテントを使っていましたが、夫婦2人でも荷物を置くと窮屈でした。その後、ワンポールテントを経て、現在はコールマンの大型2ルームテントを愛用しています。
こうした経験から、5人家族なら定員5人ぴったりのモデルだけでなく、6人以上に対応したテントや広いリビング付きモデルも比較するのがおすすめです。
ただし、テントは大きければよいわけではありません。重量や収納サイズ、設営に必要な人数まで考えて選ぶことが大切です。
今回は、5人家族におすすめの大型テント5モデルを比較しながら、寝室の広さや設営のしやすさ、購入前に確認したい条件まで紹介します。
【この記事で分かること】
- 5人用と6人以上対応テントの広さの違い
- 5人家族におすすめの大型テント5モデル
- ドーム型や2ルーム型の使いやすさ
- 設営人数や収納サイズで失敗しない選び方
5人用テントは6人用以上も比較しよう
家族5人で宿泊するなら、人数表記だけでテントを決めないことが大切です。寝具や荷物を置く場所まで考えると、5人用より広いモデルが向いている場合があります。
5人用は寝具を並べると狭くなりやすい
5人用キャンプテントは、一般的に5人が就寝できることを想定したモデルです。ただし、5人がゆったり生活できる広さを保証するものではありません。
例えば、室内幅300cmのテントに幅60cmのマットを5枚並べると、横幅がすべて埋まります。
計算上は5人分の寝具を置けても、着替えやバッグを置く余裕はありません。また、寝袋の膨らみやテントの壁の傾斜によって、実際には窮屈に感じることもあります。
さらに、夜中にトイレへ行くとき、ほかの家族をまたがなければ出入りできない配置になる場合もあるでしょう。
荷物を車へ置いて寝るだけなら5人用でも対応できますが、室内で着替えや荷物の出し入れをするなら、少し余裕のあるモデルを選びたいところです。
6人以上対応なら荷物を置きやすい
5人家族がゆったり眠りたいなら、6人以上に対応したテントも候補になります。
特に大人2人と子ども3人の家族では、着替えやタオル、寝具などの荷物が増えます。寝室に余裕があれば、必要な物を取り出しやすくなるでしょう。
また、子どもが成長すると、必要な寝床の広さも変わります。小さい頃は親と近くで眠れても、中学生や高校生になれば大人と同じくらいの幅が必要になるかもしれません。
そのため、数年間使い続ける予定なら、現在の体格だけでサイズを決めないことも大切です。
ただし、6人用と表示されていても室内寸法はメーカーによって違います。定員よりも、実際に5人分の寝具を並べられるかを優先して確認しましょう。
リビング付きなら寝室を広く使える
5人家族のキャンプでは、寝室とは別にリビングがあると便利です。
2ルームテントなら、寝室の前にテーブルやチェアを置ける空間があります。着替えや収納ボックスをリビング側へ置けば、寝室を広く使いやすくなるでしょう。
また、雨の日には屋根の下で過ごす場所としても役立ちます。家族5人が寝室だけで過ごすより、窮屈さを感じにくくなるはずです。
一方、リビングが広いテントは本体サイズも大きくなります。設営や撤収の手間、キャンプ場の区画面積まで考える必要があります。
5人家族のテント選びの結論
荷物を少なくして寝る場所を確保するなら5人用も候補になります。ただし、快適さを優先するなら6人以上対応のモデルがおすすめです。雨の日も家族で過ごしたいなら、寝室とリビングが一体になった2ルーム型も比較しましょう。
5人用テントの広さは何cm必要?
テントの広さを判断するときは、メーカーの定員よりも寝室の実寸が参考になります。特に5人分のマットを並べる場合は、床の幅と奥行きを確認してください。
室内幅は300cm以上を一つの目安に
大人5人で宿泊するなら、まず室内幅300cm以上のモデルから比較すると分かりやすいでしょう。
例えば、幅60cmのマットなら5枚で300cm。幅65cmなら325cm、幅70cmなら350cm必要です。
そのため、300cm幅のテントでも、選ぶマットによっては5枚並べられません。
| 室内幅の目安 | 5人で使う場合 |
|---|---|
| 270〜280cm | 子どもを含む家族でも寝具の幅に注意 |
| 300cm | 幅60cmのマット5枚で横幅が埋まる |
| 330〜350cm | マットの幅によって余白を作りやすい |
| 360cm以上 | 寝具と荷物を配置しやすい場合が多い |
ただし、上記は長方形に近い寝室を想定した一般的な目安です。
ワンポールテントのように床が多角形の場合は、最大幅をそのまま寝具の配置に使えません。さらに、室内の高さや壁の傾斜も関係します。
購入前には、5人分のマットを実際に並べた配置を考えておきましょう。
子どもの年齢で必要な広さは変わる
同じ5人家族でも、子どもが未就学児なのか、中学生以上なのかで必要な広さは異なります。
小さな子どもなら、大人と同じ幅のマットを使わない場合もあるでしょう。そのため、室内幅300cm前後のテントでも対応できる可能性があります。
一方、子どもが大きくなれば、大人5人と同じように考える必要があります。
また、寝相や寝返りの多さによっても快適に感じる広さは変わります。寝袋同士が重なってしまうような配置では、ゆっくり眠れないかもしれません。
長く使いたいなら、子どもの成長後も寝具が収まるサイズを選ぶと、買い替えを減らしやすくなります。
室内高は着替えのしやすさにも影響
大型テントでは、床の広さだけでなく高さも確認しておきたいところです。
例えば、室内高150cm程度のテントでは、大人が立ったまま着替えることは難しいでしょう。高さが180〜200cm程度あれば、身長によっては移動や着替えがしやすくなります。
特に家族5人では、寝る前の着替えや荷物の出し入れが重なることもあります。室内に高さがあると、こうした作業を進めやすくなるはずです。
ただし、テントの最高部が200cmでも、壁際は低くなっている場合があります。
商品ページの高さだけで判断せず、室内写真や形状も確認しておきましょう。
前室は5人分の荷物を置けるか確認
家族5人では、靴だけでも5足あります。そこへ着替えや収納バッグ、ランタンなどが加わるため、荷物の置き場所も重要です。
小さな前室では靴を置くだけでいっぱいになることがあります。一方、広い前室なら収納ボックスを置いたり、雨の日に荷物を一時的に移動させたりできます。
さらに、テーブルやチェアを置けるリビングがあれば、家族で食事や休憩を楽しめるでしょう。
ただし、前室の床は土や芝生のままになっているテントもあります。地面の湿気や雨の吹き込みから荷物を守れるとは限りません。
濡らしたくない物は防水バッグなどに入れておくと安心です。
5人用キャンプテントおすすめ5選
ここからは、5人家族で使う候補になる大型キャンプテントを紹介します。6人以上対応のモデルを中心に、広さと設営方法が異なる5種類を選びました。
それぞれの特徴を比較しながら、使いたいキャンプスタイルに合うモデルを探してみてください。
| モデル | メーカー定員 | インナーサイズの目安 | 重量の目安 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| コールマン タフワイドドームV/300 | 5〜6人 | 300×300cm | 約11kg | 寝室が広いドーム型 |
| DOD ヤドカリテント | 大人6人 | 最大430×290cm | 約15.7kg | 前側を広げられるワンポール型 |
| LOGOS Tradcanvas PANEL オーニングドゥーブルXL-BG | 6人 | 270×270cm | 約15.9kg | リビング付き2ルーム型 |
| コールマン 4Sワイド2ルームコクーンIII | 5〜6人 | 360×240cm | 約34kg | 広さ重視の大型2ルーム型 |
| DOD ワンポールテントL | 大人8人 | 最大410×360cm | 約12kg | 大人数対応のワンポール型 |
※数値はメーカー公表値です。DODのワンポール型は床が長方形ではないため、最大寸法の全体を自由に使えるわけではありません。仕様や販売状況は変更される場合があります。
コールマン タフワイドドームV/300
家族5人で使うドームテントなら、最初に比較したいモデルです。
タフワイドドームV/300は、5〜6人用のドーム型テント。インナーサイズは約300×300×185cmで、一般的な4人用モデルよりも余裕のある寝室を確保できます。
大人5人で使う場合は、マットの幅によっては横幅いっぱいになりますが、子どもを含む家族なら寝具の配置を考えやすいでしょう。
また、前室や換気口を備えており、寝室を中心としたキャンプスタイルに向いています。
ポールを交差させて立ち上げるドーム構造なので、基本的な設営方法を覚えたい初心者にも候補になるモデルです。
一方、2ルームテントほど大きなリビングはありません。家族5人で食事や休憩を楽しむなら、別にタープを用意する方法もあります。
重量は約11kg。車で移動するオートキャンプなら比較的持って行きやすいですが、収納ケースの大きさも確認しておきましょう。
なお、スタートパッケージにはインナーシートとグランドシートが付属しています。セット内容によって価格や重量が異なるため、購入時には確認してください。
コールマン タフワイドドームV/300の販売店と価格を比較する
製品の寸法や付属品は、コールマン公式「タフワイドドームV/300 スタートパッケージ」で確認できます。
DOD ヤドカリテント
家族5人で使えるワンポール型を探しているなら、DODのヤドカリテントも候補になります。
メーカー定員は大人6人で、インナーサイズは最大約430×290×300cm。中央に大きなポールがある構造で、天井の高い空間を作れるのが特徴です。
さらに、前側の生地を広げることで屋根付きの空間を作れます。一般的なワンポール型よりも、屋外で過ごす場所を確保しやすい設計です。
ただし、寝室は長方形ではありません。中央のポールや壁際の傾斜によって、マットを並べられる位置が変わります。
そのため、最大幅だけを見て5人分の寝具が余裕で収まると判断しないようにしましょう。
重量は約15.7kg。収納時の長さは約70cmです。前側のタープスペースを跳ね上げるためのポールは別売りなので、必要なら合わせて用意してください。
見た目のかわいさと屋根付きの空間を両立したい家族に向いています。
LOGOS オーニングドゥーブルXL
雨の日も家族で過ごせるテントを探しているなら、LOGOSのTradcanvas PANEL オーニングドゥーブルXL-BGもおすすめです。
メーカーが家族6人用として案内している2ルーム型で、本体サイズは約640×350×210cm。インナーテントは約270×270×170cmです。
寝室とリビングが一体になっているため、タープを別に設営しなくても屋根付きの空間を作れます。
また、寝室側には大型の窓やオーニングがあり、風通しを考えた構造になっています。
ただし、インナーの幅は270cmなので、幅60cmのマットを5枚並べることはできません。大人5人で使用する場合は寝具のサイズを十分に確認する必要があります。
子どもを含む5人家族でも、使うマットの幅によっては窮屈になる可能性があります。
重量は約15.9kg。2ルーム型としては比較的持ち運びやすい重量ですが、設営にはポールの組み立てやペグ固定が必要です。
寝室の広さよりも、リビングを含めた使い勝手を優先したい家族に向いています。
(参考:LOGOS公式「Tradcanvas PANEL オーニングドゥーブル XL-BG」)
コールマン 4Sワイド2ルームコクーンIII
寝室とリビングの両方に余裕が欲しいなら、比較したい大型2ルームテントです。
コールマンの4Sワイド2ルームコクーンIIIは、5〜6人用として設計されたモデルです。
インナーサイズは約360×240×195cmで、本体サイズは約670×400×220cm。大きな寝室に加えて、広いリビングを備えています。
幅360cmなら、幅65cmのマット5枚を並べても計算上は35cmの余白が残ります。ただし、実際の配置ではテントの形状や寝具の厚みも考える必要があります。
また、前側や側面のキャノピーを活用できるため、天候やサイトの向きに合わせて過ごす場所を作りやすいでしょう。
一方、重量は約34kg。収納時のサイズも大きく、設営には十分な広さと時間が必要です。
特に初めてのキャンプで大人1人だけが設営する場合は、負担が大きくなる可能性があります。
そのため、家族で設営を分担でき、広いオートサイトを利用する人に向いていると思います。
DOD ワンポールテントL
できるだけシンプルな構造で大人数が使えるテントを探しているなら、DODのワンポールテントLも候補になります。
大人8人用として設計されており、インナーサイズは最大約410×360×300cm。中央のポールを立てて形を作るワンポール型です。
構造自体は比較的シンプルですが、周囲のペグ固定が設営に欠かせません。硬い地面やペグを打てない場所では使用条件を確認する必要があります。
また、インナーテントは全面メッシュ仕様で、通気性を考えた設計です。前後に出入口があり、換気しやすい点も特徴になっています。
ただし、床が多角形になっており、中央のポールが寝具の配置に影響します。
5人で使う場合も、最大幅を長方形のように使えるわけではないため、寝具の配置には工夫が必要でしょう。
重量は約12kg、収納時の長さは約62cm。大きな床面積の割に、収納サイズを抑えやすいモデルです。
一方、広いリビングが別にあるわけではないため、食事や休憩の場所にはタープを追加する方法もあります。
5モデルの選び分け
寝室の広さと扱いやすさを優先するならタフワイドドームV/300。ワンポール型が好きならヤドカリテントやワンポールテントL。雨の日のリビングを重視するならLOGOSのオーニングドゥーブルXL-BG。寝室とリビングの広さを最優先するなら4Sワイド2ルームコクーンIIIが候補になります。
5人家族に合うテントの種類
大型ファミリーテントには、ドーム型、ワンポール型、2ルーム型などがあります。同じ人数で使えても、設営方法やキャンプ場での過ごし方には違いがあります。
ドーム型は初心者でも選びやすい
ドームテントは、複数のポールを交差させて形を作るタイプです。
小型から大型まで種類が多く、5〜6人用のモデルも販売されています。構造が比較的分かりやすい製品なら、初めてのキャンプでも設営手順を覚えやすいでしょう。
また、中央に柱がないため、寝具を横に並べる配置を考えやすいメリットがあります。
ただし、寝室が中心のモデルでは、食事や休憩の場所を別に作る必要があります。
晴れた日に屋外で過ごすなら問題ありませんが、雨の日もキャンプを楽しみたい場合はタープなども検討しましょう。
ワンポール型は広さの使い方に注意
ワンポールテントは、中央のポールで屋根を支える構造です。
三角形の見た目が特徴的で、ポールの本数が少ないモデルも多くあります。ただし、中心の柱が室内の配置に影響する点には注意が必要です。
私たちも以前、WAQのワンポールテントを使っていました。見た目は気に入っていましたが、夫婦2人でも荷物を置くと窮屈に感じたことがあります。
特にワンポール型は、中央部分が高くても壁際に近づくほど天井が低くなります。
そのため、大型モデルでも床面積のすべてを同じように使えるわけではありません。
家族5人で使うなら、寝具の配置を十分に確認してから選びたいところです。
2ルーム型はリビングが便利
家族5人でゆっくり過ごしたいなら、2ルームテントもおすすめです。
寝室とリビングが一体になっているため、別にタープを張らずに屋根付きの空間を作れるモデルがあります。
特に雨の日は、リビングがあると便利です。寝室とは別にテーブルやチェアを置けるため、荷物の置き場所にも困りにくくなります。
私たちも2ルームテントを使っていますが、寝室とリビングを分けられる点を気に入っています。
私たちが使っている2ルームテントのリビング。寝室と生活空間を分けられるのが便利です。
ただし、大型2ルーム型は設営作業が増えます。広さと作業の負担を比べながら選びましょう。
タープを別に購入するか迷っているなら、キャンプ初心者にタープは必要なのかを解説した記事も参考にしてください。
5人用テントは設営人数も確認しよう
大型テントを選ぶときは、何人で設営する予定なのかも重要です。家族5人でも、大人が何人作業できるかによって負担は変わります。
大型テントは大人2人で設営しやすい
大型テントを設営するなら、大人2人で作業できると進めやすくなります。
特に2ルーム型では、大きな生地を広げたり、ポールを支えながら立ち上げたりする工程があります。
私たちがコールマンの2ルームテントを初めて設営したときも、夫婦で協力しながら作業しました。
難しかったのは前後の向きとポールを通す順番です。力を加える工程もあったため、2人で慎重に進めました。
大型2ルームテントを設営している様子。ポールの位置と組み立て順を確認しながら進めます。
ただし、すべての大型テントが2人以上でなければ設営できないわけではありません。製品によって推奨人数や手順が異なります。
子どもが小さいなら設営時間も重要
子どもが小さい家庭では、大人が設営に集中できない場合もあります。
例えば、大人2人でテントを設営する予定でも、途中で子どもの見守りが必要になることがあります。
そのため、購入前には設営動画を確認し、大人1人でも進められる工程がどれくらいあるかを見ておくと安心です。
また、大型テントではペグやロープ、長いポールなどを扱います。小さな子どもが作業場所へ近づきすぎないよう注意しましょう。
初回は時間に余裕を持ってキャンプ場へ到着し、明るいうちに設営を終わらせることをおすすめします。
撤収の手間も購入前に考えておく
テント選びでは設営のしやすさに注目しがちですが、撤収も重要です。
大型テントでは、生地をたたむ、ポールを外す、ペグを抜く、ロープをまとめるなどの作業があります。
さらに、雨や結露でテントが濡れている場合は、乾燥させる時間も必要です。
特にチェックアウト時刻が早いキャンプ場では、撤収に時間がかかると慌ただしくなるかもしれません。
設営が簡単なモデルでも、収納時に手間がかかる場合があります。購入前に撤収動画まで確認しておくと安心でしょう。
5人用大型テントは収納サイズも重要
大型テントは、キャンプ場での広さだけでなく、自宅での保管や車への積載も考える必要があります。家族5人では、テント以外の荷物も増えるからです。
車に積めるサイズか確認する
家族5人でキャンプへ行く場合、寝袋やマットも5人分必要です。
さらに、チェア、テーブル、クーラーボックス、着替えなどを積むため、想像以上に荷物が増えます。
大型2ルームテントは収納ケースが長く重い場合があるため、車の荷室に収まるか確認しましょう。
例えば、収納時の長さが80cm以上あるモデルでは、積み込む向きによってほかの道具を置きにくくなることがあります。
私たちのミニバンに積み込んだキャンプ用品。大型テントを選ぶときは荷室の広さも確認しましょう。
また、荷物を積み上げすぎると後方の視界を妨げる可能性があります。安全に積載できる範囲で用品を選ぶことが大切です。
自宅の収納場所も考えて選ぶ
大型テントは、キャンプへ行かない期間の保管場所も必要です。
収納ケースが大きいモデルでは、押し入れやクローゼットに収まらない可能性があります。
また、ポールやペグを別の収納袋へ入れる製品もあります。購入前に収納時の寸法と付属品の数を確認しておきましょう。
さらに、使用後はテントを乾燥させる必要があります。保管場所だけでなく、濡れた生地を広げられる場所があるかも考えておきたいところです。
重量は持ち運ぶ距離で考える
5人用以上の大型テントでは、重量が10kgを超えるモデルも珍しくありません。
車をテントの近くに停められるオートサイトなら、多少重いモデルでも持ち運びやすいでしょう。
一方、駐車場から荷物を運ぶキャンプ場では、20kg以上の大型テントが負担になる場合があります。
特に家族5人では、ほかにも運ぶ道具が多くなります。テントだけでなく、荷物全体の重量を考えることが大切です。
購入前には利用するキャンプ場の駐車条件も確認しておきましょう。
5人家族の寝具とマットの選び方
家族5人で快適に眠るためには、テントだけでなく寝具も重要です。寝袋やマットのサイズによって、必要な寝室の広さが変わります。
マット5枚の合計幅を確認する
5人分のマットを並べる場合は、購入前に幅を合計してみましょう。
例えば、幅65cmのマットなら5枚で325cm必要です。室内幅300cmのテントでは、基本的に横一列へ並べられません。
ただし、子ども用マットを使う場合や、寝室の奥行きを活用できる配置なら収まる可能性があります。
大切なのは、テントと寝具を別々に選ばないことです。
また、厚みのあるマットを使うと、寝る位置が床から高くなります。壁が斜めになっているモデルでは、寝袋がテントの内側に触れることもあります。
私たちが使っているエアマット。テントのサイズはマットを敷いた状態で考えると分かりやすくなります。
大型マットはサイズと断熱性で選ぶ
家族5人なら、複数人で使える大型マットや、連結できるタイプも候補になります。
マット同士の隙間を減らしやすいため、子どもが寝返りを打つ場合にも使いやすいでしょう。
ただし、ファミリー用という商品名でも寸法はさまざまです。実際に展開したときの幅と長さを確認してください。
また、マットには地面の硬さだけでなく、冷えを軽減する役割があります。
特に春や秋のキャンプでは、寝袋だけでなくマットの断熱性能も重要です。厚みや収納サイズだけで選ばず、使用する季節に合うか確認しましょう。
家族5人で使える大型キャンプマットを比較する
寝袋は人数分の予算を確保する
大型テントを購入するときは、寝袋やマットを5人分そろえる費用も考えておきましょう。
特に初めてキャンプ用品を購入する場合は、テントだけに予算を使いすぎないことが大切です。
寝袋は、使用するキャンプ場の予想最低気温に合わせて選びます。夏用と表示されていても、標高の高い場所では寒く感じることがあります。
また、子どもは寝ている間に寝袋から出てしまうこともあります。年齢や体格に合わせて寝具を選び、寒さへの備えをしておきましょう。
必要なキャンプ用品の優先順位については、キャンプ初心者におすすめの道具を紹介した記事も参考にしてください。
私たちが大型テントを使って感じたこと
私たちは夫婦2人でキャンプを楽しんでいるため、5人家族でテントを使った経験はありません。ただ、小型テントから大型2ルームテントへ買い替えた経験から、広さと設営の負担について感じたことがあります。
広いテントは荷物を置きやすい
私たちが最初に購入したのは、コンパクトなワンタッチテントでした。
設営の手軽さが魅力でしたが、実際に使ってみると夫婦2人でも狭く感じました。寝具や荷物を置くと、ゆっくり過ごす余裕がなかったんです。
その後、ワンポールテントも使いましたが、壁の傾斜や中央のポールによって、思っていたほど自由に空間を使えませんでした。
現在はコールマンのタフスクリーン2ルームハウス/MDXを愛用しています。
寝室とリビングが分かれているため、バッグや収納ボックスを前室へ置けるのが便利です。
現在愛用しているコールマンの2ルームテント。夫婦2人ではかなり広く使えています。
家族5人なら荷物も多くなるため、寝室とは別に収納場所を作れるモデルは便利だと思います。
大型テントは設営に時間がかかる
一方、大きなテントにはデメリットもあります。
私たちが初めて2ルームテントを設営したときは、本体を立てるだけで40〜50分ほどかかりました。
さらに、タープやテーブル、チェアなどを配置してサイト全体を整えるまで約2時間必要だったんです。
慣れてくれば設営手順を覚えられますが、初回から短時間で張れるとは限りません。
特に5人家族では、設営中に子どもの見守りが必要になる場合もあります。
そのため、テントの広さだけでなく、誰が何人で設営するのかを考えておきたいところです。
👉オトのワンポイントアドバイス
私たちは広い2ルームテントを気に入っていますが、設営と撤収の時間を短くしたいと思うこともあります。家族5人で使うなら、広さだけではなく、無理なく設営できるかも大切にするといいですよ。
雨の日の乾燥作業も大変になる
大型テントを購入するときは、雨の日の撤収も考えておきましょう。
雨や結露で濡れたテントは、帰宅後に乾燥させる必要があります。
私たちも使用後のテントを自宅で干すことがありますが、大きな生地を広げるのはなかなか大変です。
雨に濡れたテントを自宅で乾燥。大型テントは干す場所も必要です。
濡れたまま長期間収納すると、カビや臭い、生地の劣化につながる可能性があります。
大型テントを購入するなら、自宅でどのように乾燥させるかまで考えておくと安心でしょう。
5人用テントの購入前に確認したいこと
候補のテントが決まったら、実際に使うキャンプ場との相性も確認しましょう。特に大型テントは、設営できるスペースや天候の条件が重要です。
キャンプサイトの広さを確認する
5〜6人用の大型テントでは、本体の設営サイズがかなり大きくなる場合があります。
特に2ルーム型は、奥行きが6m以上あるモデルもあります。さらに、ロープやペグを張る場所も必要です。
また、オートサイトでは車を停める場所も考えなければなりません。
例えば、10m×10mの区画でも、木や植栽、駐車スペースによってテントを張れる範囲が限られる場合があります。
購入前には本体の外寸を確認し、よく利用するキャンプ場に収まるか比較しましょう。
強風や雨への対応も確認する
大型テントは風を受ける面積が大きいため、設営時の固定も重要です。
特にタープやキャノピーを広げた状態では、風の影響を受けやすくなります。
そのため、ペグやロープを適切に使用し、天候に合わせて設営する必要があります。
また、雨の日は周囲より低い場所や水がたまりやすい場所を避けましょう。
ただし、テントの防水性能が高くても、台風や雷、危険な強風の中で安全に過ごせるわけではありません。
天候によってはキャンプを中止する判断も必要です。
大型テントの安全上の注意
テント内や前室では、カセットコンロや炭火などの燃焼器具を使用しないでください。一酸化炭素中毒や火災の危険があります。また、強風や雷など危険な天候では、テントの性能に頼らず安全な施設へ避難することが大切です。
購入前にレンタルする方法もある
5人用と6人用以上のどちらを選ぶか迷ったら、レンタルを試す方法もあります。
大型テントは、商品写真や寸法だけでは実際の広さを想像しにくいものです。
レンタルや手ぶらキャンプを利用すれば、家族5人で寝具を並べたときの広さや設営の負担を確認できます。
また、購入後の保管場所や乾燥作業を考えずに試せるのもメリットです。
初めてのキャンプなら、まず一泊してから自分たちに必要なサイズを考える方法もおすすめですよ。
詳しくは、キャンプ初心者向けレンタルと購入の比較記事を参考にしてください。
5人用キャンプテントのよくある質問
最後に、5人家族でテントを選ぶときによくある疑問をまとめました。
5人用テントのよくある質問(FAQ)
Q1. 5人家族なら何人用テントがおすすめですか?
A. 家族5人でゆったり眠りたいなら、6人以上対応のテントもおすすめです。5人用でも寝られる場合はありますが、荷物を置く余裕が少ないモデルもあります。人数表記だけでなく、インナーテントの実寸と寝具の合計幅を確認して選びましょう。
Q2. 5人用テントの室内幅は何cm必要ですか?
A. 大人5人なら室内幅300cm以上を一つの目安にすると比較しやすくなります。ただし、幅65cmのマット5枚なら325cm必要です。マットの寸法やテントの床の形によって変わるため、購入前に寝具の配置を確認してください。
Q3. 初心者でも大型2ルームテントを設営できますか?
A. 初心者でも設営できますが、小型テントより作業工程が多いモデルもあります。事前に設営動画や説明書を確認し、可能なら試し張りをしておきましょう。大型テントは大人2人で協力できると作業しやすい場合があります。
Q4. 5人用テントにはタープも必要ですか?
A. 必ずしも必要ではありません。広いリビングがある2ルームテントなら、タープを張らずに食事や休憩の場所を作れる場合があります。一方、寝室が中心のドームテントでは、タープがあると屋外で過ごしやすくなるでしょう。
Q5. 大型テントは何kgまでなら扱いやすいですか?
A. 扱いやすい重量は、設営する人数や運搬距離によって変わります。車を近くに停められるオートサイトなら比較的重いモデルも持ち運びやすいでしょう。ただし、重量が20kg以上ある大型テントでは、車への積み込みや設営時の負担も考えておく必要があります。
まとめ|5人用テントは余裕を持って選ぼう
5人用キャンプテントを選ぶなら、定員表記だけでなく、家族5人分の寝具と荷物を置ける広さを確認することが大切です。
特に長く使う予定なら、6人以上対応のモデルや広いリビング付きテントも比較してみてください。
- 5人用だけでなく6人以上対応のモデルも候補にする
- 5人分のマットを並べられる室内寸法を確認する
- 荷物置き場と雨の日のリビングも考える
- 設営する大人の人数と作業工程を確認する
- 車への積載量と自宅の収納場所も考える
- 大型テントは帰宅後の乾燥方法も確認する
私たちはコンパクトなテントから始めて、現在は広い2ルームテントを愛用しています。荷物を置く余裕があるのは便利ですが、設営と撤収には時間がかかります。
だからこそ、家族5人で使うなら広さだけを優先せず、無理なく扱えるかも大切にしてほしいと思います。
家族全員がゆったり眠れて、設営や撤収も負担になりすぎないこと。そんな視点で比較すると、自分たちに合う大型テントが見つかりやすくなると思いますよ。

